過去の辛い出来事や、深く後悔している記憶が、突然頭に浮かんできて
頭から」離れなくなることは、多くの人が経験するものです。なぜ、
急に過去の記憶が浮かんでくるのでしょうか。
最近の精神医学の分野では、「複雑性PTSD」と呼ばれ、そこまで深刻
な危機ではなくても、日常的な嫌な思い出や人間関係が脳に刻み込まれ、
ふとした瞬間に浮かびあっがてくる現象もトラウマの一種として扱われ
るようになっています。
強烈な嫌な記憶が残り、不意に思い出すのは、人間の仕組みとして誰に
も起こることなのです。過去は変えられないと頭では分かっていても、
心から離れないのは自然なことと言えるでしょう。

そこで大切なのは、記憶が浮かんだ後にどう対処するかに焦点を当てる
ことです。対処として避けるべきなのは、「深追い」することです。嫌な
ことを思い出したときに、当時の出来事を順を追ってたどってしまうと
感情が連鎖し、ますます心に定着してしまいます。
嫌なことが「パッ」と頭に浮かんだら認識するにとどめ、そこで思考を
打ち切ることが何より大切です。では、具体的にはどうすればよいので
しょうか。有効なのは全く関係のない別のこと、特にポジティブなこと
に思考を切り替えるという方法です。
嫌な記憶が自然に消えるのをただ待つのは少ししんどい作業です。その
ため別の思考で置き換えてしまうのがおすすめです。たとえば、寝る前に
嫌な記憶が浮かんで来たら「明日は友人と気になっているお店で美味しい
ものを食べる予定だ」と近い未来の楽しみを考えたり、「去年の旅行は楽し
かったな。」と過去の幸せな思い出を詳細に思い出してみてください。
最初は、嫌な記憶をブロックして切り替えるのは難しいかもしれません。
「記憶をたどらない」「違うことを思い出す」というプロセスを意識してv
何度も繰り返すことで、次第に上手に対処できるようになっていきます。

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