想うこと

シングルタスクを極めよう

こんにちは。
JoBridge飯田橋の佐藤です。

障害者が障害特性を企業へ伝えるときに
「マルチタスクが苦手です」
という人は多いです。

理想のペースで全ての仕事を終えるのは無理ですし、
定例業務に加えて差し込み依頼が来ることは
障害者雇用でも同じです。

しかし、もともと人間の脳は
マルチタスクに適していませんし
むしろ仕事の生産性を低下させるのです。


スタンフォード大学が行った研究によると、
「普段からマルチタスクを行っている学生は、
そうでない学生に比べ判断能力が低い」
という結果も出ています。

そこで大切なのはマルチタスクではなく
シングルタスクで仕事を片付けていくこと。

今回は、マルチタスクを予防する方法と
シングルタスク力強化する方法について
ご紹介したいと思います。

まず、マルチタスクを最低限まで減らす方法ですが
仕事と仕事の間に余白を入れましょう。

所要時間にもよりますが
優先する仕事を1日3つを目安として
書き出してみましょう。

単純計算で見積もるともっとこなせそうな気がしますが
想像以上に差し込み依頼やトラブルは起こるものです。

「もし早く終わったらこなそう」
くらいの気持ちでバッチリです♪

次にシングルタスクを強化する方法です。

あちこち手をつけて結局何も終わらない人は
仕事の分解が甘い傾向にあります。

人事の給与計算のファイルを上司へ提出する
仕事があったとします。

この場合「人事の給与計算のファイルを提出」
と書くと次に何から手をつけていいか混乱します。

ですのでこの作業を以下のように分けると
①元データを専用ファイルから抽出する
②抽出したファイルをもとにデータを転記する
③印刷して確認する
④提出する
このように次のステップが明確になります。

この分解ができていない作業は何でしょうか?
定期的に洗い出してみることをおすすめします。

マルチタスクを抱えるのは許容して
マルチタスクをこなすことは手放しましょう。

そしてシングルタスク力を高めて
仕事を各個撃破していきましょう。

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