近年メンタル不調を訴える大学生が増えていて、その
背景には、中高時代にコロナ禍で対面活動を制限され
た影響があるとの指摘があります。
コロナ禍を学生時代に過ごした人は、オンライン授業
や行動制限により、対人関係の構築やストレス発散の
機会が大幅に減りました。この時期の孤独や不安が影
響し、メンタルが不安定になったり、周囲から「メン
タルが弱い」と見なされたりするケースが見られます。
キャンパスに通えず、アルバイトもできない状況では、
友人との何気ない雑談の機会も失われ、仲間と協力す
る文化祭や部活などの経験が不足した結果、他者と対
面で関わることに強い不安や怖さを感じる人もいます。
また、趣味やスポーツ、旅行など、これまでの学生が
当たり前に行っていたリフレッシュ方法が制限された
ことにより、上手にストレスを発散できず抱え込んで
しまう人もいるでしょう。

そのような状態で社会に出ると、学生時代の孤独な生活
と、毎日の出社や対面コミュニケーションが必要な社会
人生活とのギャップに苦しみ、何事にもやる気が起きな
い、ささいなことで落ち込んでしまうといった症状が出
やすくなる傾向があります。
趣味のサークルや地域のコミュニティなど、ホッとできる
小さな居場所を見つけたり、困ったときには相談機関や、
カウンセラー、心療内科科を頼ることも有効です。
コミュニケーションに困ったら、勇気を出して相談して
みましょう。

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