最近言語化の本を書店でよく見かけます。
たしかに「言葉に詰まる」とか「伝わらない」などの
話し方の本は今までありましたが頭で物事をどう捉えるか
苦手な人に向けたものはあまり無かったように感じます。
ジョブリッジ飯田橋では
朝礼と昼礼を行っていて「今日の一言」という
司会が投げたお題に一言で答える
アイスブレイクをやります。お題を聞いてから自分の番になるまでに
回答が思いつかない方が意外と多く
面談時にも言葉が出てこないといった
悩みを聞くことが多い印象です。
そんな身振り手振りを使って一生懸命伝えようと思っても
なかなか言葉が出てこない人に向けて
今回は言語化の本を1冊紹介します。
木暮太一さんという作家が書いた
「すごい言語化」という本です。
本書はビジネスのための言語化を指南していて
営業やキャッチコピーだけでなく日々の職場の
やり取りに使えるコミュニケーションが学べます。
この本から学んだフレームワークの一部を
アウトプットを兼ねて伝えていきます。
まず言語化とかはモヤモヤを言葉にする力です。
言いたいことが言葉にできないは言語化を
鍛えることで解決可能です。
他人からの曖昧な指示で困ったときは
以下のフォーマットに当てはめて情報整理を行います。
この〇〇の資料をいい感じにまとめといて
と言われたとします。
①目的の整理(Purpose)
「いい感じの資料」を得て上司はどうするのか?
・取引先に提出する
・会議で社内に回覧する
・さらに別の部署にお願いをする
などなど、目的を再確認しましょう。
②項目を選定する(Item)
その目的を達成するためにどんな内容が必要か考えます。
たとえば外部へ見せて自社のサービスや商品を
知ってもらうのであればウリにしている
品質の高さを盛り込むなどです。
③その項目を定義する(Define)
次に「品質の高さ」を定義します。
丈夫なことなのか素材が上質なのか
相手が望む定義を早めにリサーチをしておきます。
④その定義が伝わる表現に当てはめる(Apply)
ただ丈夫と伝えても駄目なので、
どれくらい丈夫なのかを客観的にわかるようにします。
通常は◯ヶ月しか持ちませんが、
弊社のは%長い◯ヶ月も使えます。
このように何を伝えたいのかを言語化していきます。
するとスムーズにやり取りが進むことを実感できると思います。
補助輪をはずすように徐々に
このフレームワークが無意識的に使いこなせるように
なっていくので日々のタスクに取り入れてみませんか?
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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