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障害者雇用から一般雇用に

JoBridge飯田橋の内田です。


3年前に当事業所から上場IT企業に入社した方が
この4月から障害者雇用から一般雇用になりました。


この方は30代前半の男性でADHD特性を持っております。
大学卒業後、数社で働いてきましたが、役職が上がって
顧客、上司、部下とやり取りをしなければならなく、
全体を調整しながら仕事することができなくなり退社。


その後1年間はひきこもり生活をして人生を呪いましたが
ある日突然このままではいけないと思い、病院へ行き今までの
仕事や生活について医師に話をしたところ発達特性が疑われるの
検査をすすめられ取り組んだ結果、ADHD特性と判明。


ホッとした半面、これからどう働いていくべきか医師に相談した
ところ、就労移行支援を紹介され、当事業所を利用することになりました。
当初は手帳なしの一般就労を考えておりましたが、他の利用者との関わりも
あって最終的には障害者雇用を選び就労をしました。


採用された部署は人事部で先ずは事務全般をやってみることになるが
ケアレスミスがどうしてもある程度の量をやると出てしまうので
他の仕事で彼の力が発揮し充実した日々を送れ会社にとってもより
必要な事ができないか考えました。

彼がどのような仕事をすることでモチベーションが上がるのか上司が
聞いたところ、ルーチン的な業務でなく考えて問題解決できるような
仕事をしたいことがわかり、上司は月例会議で使う資料をエクセルの
マクロを使って素早く作成できないかと彼に打診。

彼は考え行動することが好きなので、あっという間に作ってしまい
社内で評価されました。その後、他の部署からも作成依頼が来て
どんどんマクロを利用した資料を作成することに成功し、社内では
さらなる評価を得ることができました。


彼は入社前に職場から必要とされる人材となれれば、障害者雇用から
一般雇用に変えたいと上司に話をしたいと言っていたので、その旨を
上司に伝えたところ、一般雇用のスキル以上のためこの度正社員と
なることができました。


これにより、障害者雇用率が下がるわけですが、人事部長より
彼の努力によって一般雇用の正社員を勝ち取ったことは、他の
社員の刺激にもなるため、むしろ歓迎すべきではないかという
考えは素晴らしいと思います。



動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~

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