やらなければいけないことは分かっている。でも、気が
つけばスマホをいじっていたり、掃除を始めたりして、
肝心なことには手がつかない。
「自分って本当にダメだなぁ」と責めたことがある方も
少なくないはずです。しかし実は、「先延ばし癖」は性格
や意志の弱さではなく、脳の働き方によって引き起こさ
れている可能性があります。
人間の脳は、基本的に「不快」を避けて「快」を求める
性質を持っています。そのため、面倒・不安・苦手と感じ
ることに直面すると、脳はそれを“危険信号”として処理し、
回避しようとする傾向があります。
また一方で、「やるべきことに取り組む」ためには、脳の
司令塔とも言える「前頭前野(ぜんとうぜんや)」の働き
が欠かせません。しかし、ストレス・疲労・睡眠不足など
によってこの機能が落ちると、感情や衝動に流されやすく
なり、「今はやらなくていいや」と目先の快を優先する行
動が起こりやすくなります。これが、「先延ばし」を引き
起こす脳内メカニズムです。

先延ばしを完全になくすことは難しくても、「減らす工夫」
は可能です。以下のような方法を試してみましょう。
・タスクを細分化する
「資料を作る」ではなく、「タイトルページだけ作る」「構成
を3つに分ける」など、タスクをできるだけ小さく分けて着
手のハードルを下げるのがポイントです。
・タイマーを使って時間を区切る
集中が続かない場合は、ポモドーロ・テクニック(25分作業
+5分休憩)などを活用し、時間を味方にしましょう。
・環境を整える
誘惑の多い環境では、脳はつい楽な方に流されます。スマホを
別の部屋に置く、通知を切る、静かな場所で作業するなど、脳
に余計な選択をさせない環境づくりも大切です。
少しずつで構いません。「いい感じに進められた」という成功
体験を積み重ねて「先延ばし癖」を克服しましょう。

動いた分、新しい自分になる!
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