今回は、ネガティブな気分に「理由があるとは限らない」と
いうお話をしたいと思います。
誰しも、ポジティブな気分のときもあれば、ネガティブな
気分のときもあります。
ネガティブな気分になると、「これが原因だ」とつい考えて
しまうことが多いですよね。しかし、実はそうでもないことが
多いのです。
もともとネガティブになりやすい時期やタイミングがあり、
そのときにふとしたことで嫌な記憶が蘇ったり、気になる
ことが浮かんできたりします。
誰にでも嫌な記憶の1つや2つは必ずありますから、
ネガティブな気分のときに、それを探し出そうと
思えば頭に浮かんでくるわけです。
そして、そのネガティブな記憶に引きずられて、
ふと落ち込むことがあるんです。
逆に、機嫌がいいときには、嫌な事を思い出しにくく、
些細なこともスルーできるものです。
心の状態はお天気のようなもので、晴れることもあれば
雨が降ったり曇ったりすることもあります。それ自体は
自然なことです。
もしいま、自分がネガティブな気分だと感じても、その
気分を深追いしてしまうと、晴れているのに「雨が降って
いる」と感じてしまうことがあります。
気分が晴れてきても、「過去の負の記憶」に
引きずられてしまうんですね。
大切なのは「そのうち晴れてくるだろう」と思うことです。
そうすることで、余計なエネルギーを使わずに済みます。
心にもリズムがあり、ときにはネガティブになることも
あるということを理解して、あまり気にしすぎないように
してくださいね。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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