面接では「あなたらしさ」や「仕事との相性」を知るために、
得意なことがよく問われます。
ここでは、企業が得意なことを質問する理由についてご紹介します。
1.人柄を把握するため
面接で「得意なこと」を尋ねる理由の一つは、
学生の人柄を深く理解するためです。
何を得意とし、どのように取り組んできたかを聞くことで、
その人の価値観や思考の傾向、行動パターンが浮かび上がってきます。

例えば、チームプレーを得意とする人は協調性や対人スキルが高い傾向にあり、
個人での研究活動を強みとする人は、探究心や集中力に優れている
と判断されることがあります。
得意なことは、その人の性格や働き方のヒントを与える材料として重視されています。
2.物事に取り組む姿勢を確認するため
面接官は、学生がどのように努力し、成長してきたかを見るために
「得意なこと」に注目します。
何かを得意と感じるまでには、多かれ少なかれ継続的な努力や工夫があったはずです。
その過程やモチベーション、困難をどう乗り越えたかを聞くことで、
物事への取り組み姿勢や粘り強さが判断できます。
これは、入社後に仕事へどう向き合うかを予測する上で非常に重要な要素です。
単なる結果だけでなく、努力のプロセスにどれだけ意識を向けているかが
評価のポイントになります。
3.論理的に説明できるか評価するため
面接での「得意なこと」は、学生の論理的思考力を確認するための質問でもあります。
自分の得意なことについて、筋道を立てて説明できるかどうかは、
ビジネスシーンでも求められる重要なスキルです。
「なぜそれが得意なのか」「どう生かしてきたか」を、
分かりやすく伝えられる人は、状況整理やプレゼンテーションにも強いと評価されます。
論理的な説明能力と表現力の両面が試される場面といえるでしょう。
他にも、話しやすい話題を振ることで学生の緊張をほぐすために聞く場合があります。
自分の好きなことや経験を話すうちに、自然と表情が柔らかくなり、
本来の魅力やコミュニケーション力が引き出されやすくなるでしょう。
面接官は、正確な人柄やポテンシャルを見極めたいと考え「得意なこと」を聞きます。

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