トレーニング

PCスキルは必要か

教えているところが大半です。

ExcelやWord、PowerPointといった
基本的なOfficeソフトからPhotoshopや
プログラミングのような専門分野を
教えている場所まで様々あります。

見学に来る方やジョブリッジに通所を始めて
間もない方はこれらのようなPCスキルに強い
不安を感じている人が多く見受けられます。

よくよく話を聞いてみると
彼らには共通点があることがわかりました。

それは企業でどのレベルのPCスキルが
求められるのか把握していないことです。

今回は障害者雇用で多い事務職とクローズの
一般的な話も含めて情報提供します。
※エンジニアのような専門職の話は割愛します


企業が求めるPCスキルですが

使う領域がかなり限定的なので
上級のVBAは必死勉強しなくても大丈夫です。
(できるに越したことはありません)

事務作業の本格的な効率化に取り組んでいたり
VBAを使ったコンサル事業を展開していたりする企業は
求人情報に必須としていることがありますが
割合としてはかなり少ないです。

一般的な仕事では必要条件に
ならないということですね。

「マクロで固めたら自分がいじれないよ…」
VBAを嫌う年配職員も多いのも事実です。
職場の価値観の問題になります。

Wordの校閲機能なども上級ですが
大半の職場ではあまり使いません。

そしてExcelの中級スキル王道の
・ピボットテーブル
・VLOOKUP関数
・IF関数
・フィルター
・条件付き書式の設定

営業やマーケティング、経理職など数字を
分析する仕事ではこれらを頻繁に使いますので
ここまでは使えるようにしておくとよいでしょう。

VBAとは習得にかかる時間が圧倒的に短いので
かなりお得なカテゴリですよ。

その他文字のいじり方や行間設定
画像のいじり方は知っておきましょう。

ここまで色々聞いて
「それでもやること多いよ」
と嘆いている人も多いと思います。

ここからが本題なのですが
ソフトを0から操作できなくても大丈夫です。

なぜなら素晴らしい表やグラフを先人達が
既に作ってくれているからです(笑)

なのでみなさんはその箱にデータを入力して
適宜微調整ができれば十分なのです。

わからなければ天下のGoogle先生に聞く。
最低限の理解力があれば問題ありません。

「マイナーな関数とかが出てきたらどうしよう」
と不安になっている方もいるでしょう。

このように職場の作業性質上
普段絶対に使わないような機能に
出会うこともあるかと思いますが大丈夫です。

特殊なものについては
初めは上司が教えてくれるからです。
しっかりと自分の腑に落ちるまで聞いてください。

就労移行支援でもわからないことは
なぁなぁにせずにしっかりと確認する
ということを全員が学んでいます。

ですのでまとめると
以下のような感じになります。
◯基本的なPCスキル(中上級以外)→アウトプットレベル
◯中級→ググりながら微調整できるレベル
◯上級→本当に余裕があればやる

ちなみにPowerPointは
アニメーション機能やスライド設定を覚えたら
あとはデザインやプレゼンの領域になってくるので
上級という概念は曖昧な気がします。
・プレゼンテーションのゴール設定
・相手に伝えたいこと(主眼)の設定
・書いてあることは少なめに話す
・1スライド1メッセージ
etc…

Officeは機能アイコンや仕様が共通なので
一つのソフトを攻略すれば他のソフトの学習期間は
語学のようにグッと短縮されます。
Officeに準ずるGoogleソフトも基本の使い方は同じです。

今が初級レベルだからといって
落ち込まず着実にコツコツやっていけば
問題ありませんので安心してくださいね。


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