Jobridge飯田橋の渡部です。
2月から入社した方の話をしたいと思います。
Aさんは、12年間、闘病生活をしていた。
その中でもご家族の介護もしていた。
Aさんは真面目で何事に対しても真剣に取り組む性格。
だから、精神疾患になってしまった。
そんなAさんが、「働きたい!」と思ったのには
理由がある。それは、祖父母の介護であった。
「病気である自分でも誰かのために役に立てるんだ。」
「だから、人のために役立つ仕事をしたい!」
と思ったところからであった。
医師からは「やっと、あなたの口から”働きたい”という
言葉が出たね。私はそれを待ってたよ。」と
言ってくれて、就労を後押しすることになりました。
Aさんは、職種を決めていた、それは「介護補助」であった。
祖父母のお世話をしていて、実践していたから
どんな辛いことも平気であった。
ただ、学歴がなくや資格を持っていないAさん。
そこを引け目に思ってしまいました。
でも持ち前の明るさと元気の良さと人当たりの良さが
Aさんの武器であった。
介護福祉事業所での実習でも2日目から利用者さんに
覚えられて、声を掛けられるほど、雰囲気がよかった。
面接でもAさんは、事務局長さんから
「笑顔が良いですね明るく元気良いので
あとは、無理をせずに働いてください。」と好評価であった。
今、Aさんが一番必要とされていることは、
「頑張り過ぎない」ことである。
ここ数年、精神疾患の症状は、全然出ていない。
だからこそ、疲れを溜め込まないように
程よく働くことである。
それには、企業の方の配慮と本人がなんでも相談できる
環境づくりが必要となる。
そして、就労支援員が本人と企業の懸け橋になって
問題があれば、すぐに解決するスピード感が
必要であると私は思う。
Aさんは、今日も元気に「こんにちは!」と
職場のみんなに笑顔で挨拶しているだろう。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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