〝報連相(ホウレンソウ)〟は、仕事をする上で欠かせ
ない「報告・連絡・相談」の頭文字を取った言葉ですが、
障害特性から円滑に報連相を行うことが難しいケースがあります。
・ワーキングメモリーの低さや過集中から、報告すること
自体を忘れてしまう
・実際に受けた指示と自分の解釈がすり替わり、内容が
ずれてしまったり、報告をしたと思い込んでしまう
・相手の状況を適正に判断することが難しく、声をかける
タイミングがつかめない
・情報の取捨選択ができずに逐一報連相してしまい、「それ
は言わなくていい」「自分で少しは考えなさい」と怒られる
・こだわりの強さから自分で解決しなければと思ってしまい
相談が遅れ、ミスが大きくなってしまう
他にも、完璧主義が強く自分から発信できずにいたり、動き
出しに時間がかかり、何も進まないまま時間が過ぎてしまう
方なども見受けられます。
誰かに「大丈夫?どこまでできた?」と声をかけられるのを
ひたすら待っているだけでは、周囲の人も困ってしまいます。
報連相すべき内容やタイミングは職場によっても異なります。
自分で判断できない時は、業務の指示をもらった際に、どの
ように報連相をしたらいいか、確認するといいでしょう。
就労すれば自動的に報連相ができるようになるわけではあり
ません。受診や就活中のやり取りなどを通じて、適切な報連
相を身に付けていきましょう。
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