今回は「やらない勇気」についてお話ししたいと思います。
「新しいことを始める」「チャレンジする」という“やる”と
いうことにポジティブなイメージがついていますね。
それも大切ですが、実は「やらないこと」「やめること」も
同じくらい、時にはそれ以上に大事なのです。やらない、やめる
というのは、自分が本当にやりたいこと、大切にしたいことを選ぶ
ための行為です。
「これじゃない」という線引きをすること。つまり、自分の限ら
れたリソースを適切に使うためのポジティブな決断なのです。
私たちの時間もエネルギーも限られています。何でもかんでもやろう
とすると、心も頭もごちゃごちゃしてしまいます。気になる事が増え
れば増えるほど、疲れも増していきます。
私たちは「やった方がいい」というメッセージに囲まれていますが、
それに流されてばかりいると、気がつかないうちにやることだらけの
人生になってしまいます。でも、「やらない」「やめる」という選択は決して
ネガティブなものではありません。
何かを辞めることで、新しい「余白」が生まれます。その空いた
スペースが、可能性を広げてくれるのです。だから、「やらない勇気」
「やめる勇気」は、人生を前に進めるための力でもあります。
人生が好転するタイミングは、何かを「始めたとき」だけとは限らない
と思います。むしろ、「やめたとき」にこそ、大きく変わることが多いと
感じています。
「やらないこと」や「やめること」を意識的に選ぶことが、大切です。
その選択が、あなた自身を守り、人生を整えてくれるはずです。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~