前回は、間違ったダイエットによる
心身への悪影響について紹介しました。
そもそも、「ダイエット」は本来、
体調維持のための食事制限という意味です。
痩せるというより、
不摂生による太りすぎを防止することなのですね。
無理なくダイエットをするために、
今回は正しいダイエットについて紹介します。
①バランスの良い食事を心がける
極端な食事制限をしても、減るのは脂肪ではなく
体の中の水分や筋肉がほとんどです。
三大栄養素であるたんぱく質、炭水化物、脂質は
もちろんのこと、ビタミンやミネラルなど
様々な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
楽に痩せたいと思ってしまいますが、
ここがやはり基礎になってきます。
日本の伝統的な食事スタイルである
「一汁三菜」を意識してみましょう。
②糖質は炭水化物の量と食べ方を工夫する
過剰なカロリーや糖質の摂取を控える努力が必要です。
例えば、ご飯は小さめのお茶碗によそうことで
量を抑えることができ、見た目からも
少ないと感じにくくなります。
また、白米などの白い炭水化物より
玄米やライ麦などの茶色の炭水化物のほうが
食物繊維を多く含んでいるため、
血糖値の上昇が緩やかになり、太りにくくなります。
③適度な運動を習慣にする
日常的に適度な運動を取り入れることで
摂取カロリーを消費しましょう。
でも、激しい運動でなくても大丈夫です。
ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動や、
筋肉を増やすために筋トレがオススメです。
④良質な睡眠をしっかりとる
睡眠が不足していると、睡眠中に分泌される
成長ホルモンの量が少なくなり、
代謝が低下してしまう原因になります。
また、食欲を抑えるホルモンが減少して
食欲を高めるホルモンの分泌が増え、
食事の量が増えてしまう原因にもなります。
適した睡眠時間は人によっても異なりますが、
約7時間が理想と言われています。
以上が正しいダイエットとなります。
こう見ると、
楽で簡単なダイエットってないんですね。
普段から規則正しい生活を送ることが
何より健康でいるための手段です。
まずは、できることから習慣化していきましょう。
動いた分、新しい自分になる!
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