誰しも過去で失敗したことや嫌なことを
あるきっかけを引き金に
思い出すことはある。
それが障害者の場合、
思い出すと悲しくなったり、落ち込んだり、
イライラしたりして体調を崩してしまうことがある。
それを軽減させるためにも
認知行動療法やWRAPなどのメンタルトレーニングを
行い病状を緩和させる。
しかし、それだけでは問題解決には
ならない場合がある。
精神疾患(うつ病、統合失調症、不安障害)の
方の場合、過去のトラウマが原因となっている
場合が多い。
そのため、その元凶言うべきものを消化させないと
いけない。
そうしないと現実社会で働いていくとき、
過去と同じシチュエーションに遭遇したとき
頭の中で嫌なことがリフレイン(同一句による繰り返し表現)してしまい、
自分を苦しめてしまうからだ。
なので、Jobridge飯田橋では
小まめに個別相談をしている。
最初は、なんだかわからない苛立ちや
悲しみで言葉にならないことが、
日常茶飯事である。
何度もメンタルトレーニングや個別相談を
行うと自然と話すことができるようになる。
そうして、自分が悩んでいたことを
直視し、どう苦しかったのかを
自分の言葉で整理して
相手に伝えることができるようになる。
これはとても大変なことであるが、
あながち就職した後で、
長くその職場で働けるかどうかの
分かれ目になると私は感じている。
苦しく勇気ある行動になるが、
当事者の声をこれからも大切にしたい。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~