「企画・プレゼンゲーム」というプログラムを紹介します。
与えられた課題について、時間内にチームで話し
合って内容を決めて発表するというトレーニングです。
<プログラムの目的>
・チームで話し合い、合意形成するプロセスを経験する
・イメージを的確に伝える練習をする(話し合い・発表)
・限定された時間、テーマの中で結果を出すことを学ぶ
今回は、新たな「東京みやげ」を考案するという課題でし
た。4人1チームで、どんなおみやげが東京らしいか、地
方の人が喜ぶものは何か、老若男女問わず受け入れられる
ものにするか、敢えて特定のニッチな層を狙うかなど、コ
ンセプトを決めて商品の概要を話し合い、画用紙にまとめ
て発表(プレゼン)します。
<プレゼン内容>
・商品名
・商品説明図
・商品コンセプト、テーマ、由来など
・パッケージデザイン案
約70分でこれらを準備しますので、企画として無理があ
ったり、売れないだろうなぁと思うものになることもあり
ます。しかし、そこは問題ではなく、時間内に話し合って
何かを決めるというプロセスの体験が重要なのです。
チームによっては、アイデアがたくさん出すぎて
まとまらなくなったり、意見が食い違って険悪な
ムードになることがありますが、
それこそがトレーニングです。
そういうプレッシャーやストレスに直面した時こそ、
自らの課題が見えてきます。反対意見を言われると
自分自身を否定されたように感じてしまう、
細部に拘りすぎて時間内に終わらない、自分の考えた
通りに議事が進まないと腹を立ててしまう
など、各々に違った課題があります。
チームでの活動の中で課題を明確化し、
自分に合った対処方法を見つけていくことが重要です。
いつも感じることですが、スタッフの助言やカリキュラム
自体のトレーニング効果は全体の50%程度だと思ってい
ます。残り50%は、利用者同士の横並びの関係の中から
学びます。
これは一人ではできないことであり、就労移行
支援事業所に通う大きなメリットです。JoBridgeでは、
そういうグループダイナミクスを活かすプログラムを数
多くご用意しています。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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