一見、私たちは冷静に物事を考えているように感じますが、
実際には感情に大きく左右されています。このことを知って
いるだけでも、人生の見え方が大きく変わってくるのです。
たとえば、何かについて考える、行動を起こそうとする、
誰かを判断しようとするとき、「メリット・デメリット」や
「良い点・悪い点」を比較して、冷静に考えているつもりに
なります。
でも、実はすでに「好きか、嫌いか」という感情が働いて
いることがほとんどです。たとえば、相手を好きだと良い
所ばかりが目につきます。悪いところは見逃したり、軽く
考えてしまうのです。
反対に嫌いになると、悪い点ばかりが目について良いところ
が全く見えなくなってしまいます。
このように、感情が先に立ってしまうと、冷静なつもりで
判断していても「感情のバイアスがかかった判断」になって
しまうのです。
どれだけ理性的に考えているつもりでも、感情が判断の土台に
ある以上、どうしてもその影響を受けてしまいます。そのため
自分では冷静な判断をしているつもりでも、実施にはそうでは
ない可能性があるのです。
では、どうすれば感情に左右されずに判断できるのでしょうか。
一つの方法として「第三者の意見を聞くこと」があげられます。
フラットな立場の人に相談すると、意外と冷静な意見が得られる
ことがあります。
「本当に今、自分は冷静に考えられているだろうか?」と一度
立ち止まってみてください。
自分の判断には感情が影響していないだろうか、この視点を持つと
より客観的に、そして慎重に物事を考えあることができるように
なるでしょう。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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