人付き合いって、テクニックのようでいて、
実は“考え方のクセ”が出る部分でもあります。
今日は、無意識に見落としているかもしれない人間関係の鉄則を紹介します。
1.「正しい」は人の数だけある
誰しも自分の中に「こうあるべき」があります。
でもその「正しさ」は、他の人にとっては違う価値観かもしれません。
「正しいかどうか」ではなく、「その人がなぜそう考えるのか」
を聞く視点があると、無駄な衝突が減ります。
2.答えを出すより、質問がうまい人を目指す
すぐに「こうすればいいよ」と言いたくなるけど、
相手が本当に求めているのは答えではなく、気持ちの整理かもしれません。
問いかけによって、相手が自分の気持ちに気づけるような関わり方が、
信頼をつくっていきます。
3.愛情と執着は違うもの
「好きだから離れられない」と感じる関係は、
それが“依存”になっていることもあります。
愛は自由を含むもの、執着は不安から生まれるもの。
この違いを理解するだけで、心の距離の取り方が変わってきます。
4.信頼はしても、期待はしない
信頼は相手を尊重すること、期待はコントロールしようとすること。
期待しすぎるとガッカリするし、関係に溝ができやすくなります。
「信頼するけど、思い通りに動くとは思わない」くらいの距離感が
ちょうどいいです。
5.性格は変わらなくても、態度は変えられる
人の性格を変えるのは難しいけど、態度は変えられる部分。
たとえば、挨拶をするとか、笑顔で返事をするとか、
小さな変化が人間関係に与える影響は大きいです。
「しょうがない」で終わらせずに、できることから変えていく人は、
一緒にいて心地よいと感じてもらえる人になります。
人間関係がスムーズな人って、目立つスキルより
“内側の視点”を大切にしている人なんだと思います。
関係に迷ったときほど、「何が正しいか」ではなく
「何が心地いいか」を基準にしてみると、自分らしい関係が築けるはずです。
動いた分、新しい自分になる!
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