BWAP2(Backer Work Adjustment Profile 2)は、発達障害や知的障害、
その他の特性を持つ人の就労スキルや職場適応能力を評価するために
開発されたアセスメントツールです。スキルや特性を含めてわかりやすく、
就労支援や職場での支援方法を具体化するために使用されます。
特徴
多面的な評価項目
BWAP2は、以下の4つの領域で評価を行います:
仕事の習慣/態度(HA) : 衛生管理や時間厳守など基本的な生活習慣。
対人関係(IR) : 同僚や首脳とのコミュニケーション、適切な行動。
認知能力(CO) : 読み書き、計算、問題解決能力。
仕事の実行能力(WP) : 職場のルールの遵守、安全対策、仕事の責任感。
これにより、対象者や支援者の負担が軽減され、
現場で活用しやすい設計となっています。
数値化された評価
各項目がスコア化されるため、対象者の強みや課題が明確になります。
これにより、客観的な評価に基づいた具体的な支援計画を立てることが可能です。
利用目的
就労希望者の現状把握と支援計画の作成。
適性に合った職場マッチングの支援。
就労後の課題を明確にし、支援策を検討。
就労の維持やキャリア形成に向けた長期的なサポートの基礎資料作り。
BWAP2のメリット
障害特性に応じた支援が可能:多様な特性を持つ人々のニーズに対応。
正しい職場環境の設計: スコアをベースに、具体的な職場環境や業務調整ができる。
課題の明確化: 本人や支援者が努力すべきポイントを共有しやすい。
使用場面
BWAP2は、福祉事業所、障害者雇用を推進する企業、
就労支援機関などで活用されています。評価結果は、支援計画の基盤となり、
就労者の安定的な職場に大きく貢献します。
BWAP2は、障害者が自分らしく働ける環境を整えるために
必要なツールとして、幅広く注目しています。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~