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想うこと

清濁併せ吞む

今回は、どんなに素敵な人にもダメな時期がある、
という考え方についてです。



善いことも悪いことも別け隔てなく、心を広く受け
入れるという意味で「清濁併せ呑む」といわれますが、
嫌なところを含めて相手を受け入れるのが苦手な人に
とっては、とても大切な考え方です。



人間は誰しも完璧ではありませんよね。善い面と悪い面の
トータルバランスで成り立っているのです。たった一つの
欠点で相手を受け入れられなくなるのは双方にとって
非常にもったいないことです。





究極的には、誰とも付き合えなくなってしまいかねませんし、
最終的には自分自身のことも嫌いになってしまう可能性さえ
あります。



では、どのように考えたら良いでしょうか。



どんなに素晴らしい人でも、ダメな時期があるということを
受け入れることが大切です。

人間ですから、その時々の状況によって、一時的にダメな
部分が見えることがあります。そのような瞬間だけを見て
「この人はダメだ」と決めつけてしまうのは少し視野が
狭いかもしれません。



一時的におかしな状態になっても、誰にでもそういう
時期があると思って見捨てないことも大切です。もちろん
そのダメな時期に深くかかわる必要はなく、完全に関係を
きってしまう必要もありません。



少し時間をおけば、「あの時は少し変だったんだな」と
振り返ることができるでしょう。



決めつけないことが、最終的には自分の人生をより
豊かにすると思いますよ。





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