「神は細部に宿る」とは、小さな部分や細かいところがしっかり
していると、その全体も優れているという意味です。
優れたものというのは、実は細かい部分にその本質が現れる
ということ。逆に言えば、細かいところがダメになっていると
全体としても上手くいっていないことが多いのです。
誰でも大事なところ、目立つところは「大事だ」とわかっている
ので、そこを良く見せようとするものです。たとえ本質がとも
なっていなくても、見せかけを「良く」したいものなのです。
しかし、細かいところというのは本当にうまくいっていないと
手が届かないものなんです。
人間は細かいところを「どうでもいい」と思いがちです。
だからこそ、細部にこそ油断が出てしまう。そこに本音や本性が
現れてしまうのではないでしょうか。
「神は細部に宿る」、裏を返せば「細部を見れば、その人や組織の
本質がわかる」ということでもあるのです。もし、これから関わろう
としている人や組織が「本当にいいところかな?」と感じたときは、
細かいところに目を向けてみてください。
本当に良いところというのは、「かゆいところに手が届く」ような
配慮があります。日々改善しようとする姿勢があるものです。
そしてこれは、他人や組織だけでなく、自分自身にも言えることです。
「最近うまくいかないな」「納得いかないな」と感じたときは、自分が
やっていることの細かいところにきちんと目が行き届いているか、ぜひ
振返ってみてください。そこにヒントがあるかもしれませんよ。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~