“自分も相手も大切にした自己表現”であるアサーション
のプログラムで、DESC法と、同じ内容ですがより覚え
やすい「みかんていいな」について学びました。
「みかんていいな」とは、自分の考えや感情を相手に伝
える際に、4つのステップに分けて伝える方法です。
み:見たことを伝える
(客観的な事柄や状況、具体的な事実)
→「~の状況で、」
かん:自分が感じたことや考えを伝える
(相手の行動に対する自分の考えや気持ち)
→「私は~と感じているので、」
てい:提案する(具体的な提案や相手へ望むこと)
→「~して欲しいです」
いな:提案の可否をたずね、「否」の場合は代案を伝える
(提案が却下された場合に選択肢や代替案を提示)
→「もしくは~はどうですか?」
貸した本をなかなか返してくれない友人とのやり取りや、
職場で忙しくしていて質問しづらい先輩にどう伝えるか
など、実践的なシチュエーションについて、4ステップ
ごとにどう伝えるかを各自で考えて、共有しました。
他のメンバーの伝え方を共有することで、自分では思いつ
かない言い方を学ぶことができたようです。
先週学んだ「私」を主語にする「アイ・メッセージ」を
意識しているが、「みかんていいな」の「み」で、客観的
な事柄や状況も伝えることで、相手によりわかりやすく
伝えられそうという感想もありました。
アサーションを意識するあまり、自分に負荷がかかって
しまっては本末転倒です。表現すること(またはしないこ
と)で自分が前よりも楽になれているか、自分を大切に思
えているかという視点を忘れずに実践してみてください。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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