物事がうまくいかない理由の一つに、
「うまくいかせようとしすぎること」があります。
もちろん、工夫したり準備することは大切です。
ただ、「絶対にうまくいかなければならない」と強く思いすぎると
不安や緊張をつくりだしてしまい、うまくいくものも上手くいかなく
なることがあるのです。この「うまくいかせなきゃ」こそが、足かせ
になることもあるのです。
一生懸命取り組んだことは、たとえ上手くいかなくても決して無駄には
なりません。試行錯誤したこと、考えてきたこと、準備してきたことは
あなたの経験として蓄積されています。
うまくいくかどうかは最終結果の一部でしかありません。それよりも、
その過程で得た経験、知識の方がはるかに大きな財産なのです。
うまくいったとしても、その喜びは一瞬のものです。すぐに次の出来事
がやってきます。逆に、失敗しても「こんなこともあったな」と、後に
なって笑い話にできるものです。
人間は何度も試行錯誤を繰り返しながら成長していくものです。だから、
一度の成功や失敗に大きな意味を持たせすぎることはありません。そこに
こだわりすぎると、本来の自分の力を発揮できなくなってしまいます。
本番が近づくと「うまくいくかどうか」が99%のように感じて、緊張で
頭がいっぱいになるのも当然です。でも、それは思い込みにすぎません。
あなたが積み重ねてきたことが9割で、当日の出来事はその仕上げの1割
に過ぎないのです。
「うまくいかなくても、価値は自分の中にある」と考えてみてください。
そう思えたら、必要以上に緊張したり、不安になったりせずに、自然体で
物事に向き合えるのではないでしょうか。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~