今月からWRAP(ラップ)のプログラムが始まりました。
WRAPとは、米国のメアリ・エレン・コープランドさんが
中心となって、メンタル面で困難を抱えた自身の経験や他の
当事者たちの経験をもとにまとめたもので、気分が沈んだ時
や精神的にとてもつらい状況に陥った時のためのセルフケア
として使えるプログラムです。
Wellness(元気)Recovery(回復)Action(行動)Plan(計画)
の頭文字をとってWRAP(ラップ)と呼ばれ、「元気回復行動
プラン」と訳されています。
初回のプログラムでは、WRAPの概要を学んだ後に、
「元気の道具箱」をたくさん書き出してもらいました。
「元気の道具箱」は、自分が元気でいるために、あるいは
気分がすぐれない時に元気になるためのヒントや行動を
リストアップしたもので、
・自分の好きなもの、好きな場所
・癒されるもの、安心できるもの
・活力を与えてくれるもの
・健康を保つもの、体にいいこと
・リフレッシュできるもの
・しない方がいいこと
などが「道具(ツール)」になります。プログラムでは1人
10個ずつ発表し、皆で共有しました。
ゲーム・料理・観劇・写真・鉄道・楽器など、趣味に関する
ものや、お風呂や散歩、身体を動かすこと、アロマなど、
たくさんの道具が集まりました。
次回はリカバリーに大切な「キーコンセプト」について
考えます。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~