プログラムのテーマになった『言葉の意図を考える』
について話したいと思います。
社会で人と関わりながら仕事をしていく上で、
大切なコミュニケーションスキルがあります。
それは、言われた言葉だけでなく、
話し手の気持ちを汲み取ろうとすることです。
日本では特に重視されている
コミュニケーションの文化ではないかなと思っています。
例えば、提出した書類にミスがあった時。
「大切な書類なのに、どうしてミスをするんだ!」と問われたら、
どんな気持ちで言っているのか、話し手のことを考えてみます。
ミスをした理由を正確に聞きたいわけではなく、
・もうミスをしないでほしい
・もっと集中して業務を行ってほしい
・ミスを減らすために、改善してほしい
など、こんなメッセージが隠されているかもしれません。
その言葉の裏にある相手の気持ちに寄り添うこと、
考えようとする姿勢が大切です。
この姿勢は、社会で双方にとって
気持ちの良いコミュニケーションをする手助けになります。
ただ、気を使いすぎて自分の身をすり減らしすぎないこと。
大事なのは、双方にとって気持ちが良いかどうかです。
相手のことを汲み取ろうとするあまり、
サービス精神旺盛になりすぎていると、疲れてしまいます。
相手のことを気持ちよく考えられるスキル、
ぜひ身につけていってほしいと思います。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~