先日、全国の特別支援学校に通う児童生徒の数が
15万人を超え過去最多となったことが
文部科学省の調査でわかった。
文科省が全国の国公私立の幼稚園から高校、
特別支援学校などを対象に行った学校基本調査によると、
2023年5月時点で特別支援学校に通う児童生徒の数は
約15万1000人で、前年度から約2700人増え過去最多を記録した。
特別支援学校に通う児童生徒の数は、
養護学校が統合され特別支援学校ができた2007年度以降、
増え続けている。
文科省は「発達障害など様々な障害への理解が深まり、
特別支援学校を選ぶ家庭が増えているのではないか」と
分析している。
一方で、小学生と中学生の数は過去最少となった。
小学生は605万人で前年度より10万人以上減り、
中学生は317万8000人で、前年度より2万8000人減った。
幼稚園に通う児童についても、前年度より8万人以上減った。
文科省は「共働きの夫婦が増えていることから、
子供を預かってもらえる時間がより長い、
幼保連携型認定こども園を選ぶ家庭が
増えているのではないか」としている。
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