自分の考えの偏りを無くす方法に
『セブンコラム法』というトレーニングがあります。
7つの項目に当てはまるだけなので
簡単にできる内容となっていますが
ズボラな人は7つの項目を準備するのも
面倒だと思います。
そこでもっと簡単にできる
認知矯正トレーニング法をご紹介します。
(名前はありません…)
まずはA4ノートを縦に3分割にします。
左右どちらからでもいいのですが
起こった「事実」を書きます。
例えば、就活で10社エントリーをして
1社しか書類が通過しなかったとします。
大切なのは次です。
このときにみなさんは
この事実をどのように捉えるでしょうか?
「このままだと希望時期までに内定がもらえない」
「ここも駄目ならもう一回10社分エントリーするのか」
「書類通過率1割なんて自分は駄目なやつだ」
これらの事実に対する自分の考えや思い込みを
すべてひっくるめて解釈と呼びます。
よく人に報告するときは事実と解釈をわけて
伝えるように言われたこともあると思います。
この解釈を書き出したら
大きくバツをつけてください。
なぜなら、
この解釈はあくまで自分の憶測なので
世の中に存在、発生していないからです。
(悪い、やばい、だめだなど形容詞が多く見られます)
起こった事実、今回であれば
エントリー通過率が1割だったこと。
(ちなみに転職活動では平均の書類通過率は1割です)
この事実を受け入れた上で今の
自分のゴールに向けてできることを
残りの欄に書いていきます。
最終的に2社以上から内定をもらって
比較検討できるようにするためには
“書類通過企業を3社得るために30社出す”
これが今の自分にできる合理的な判断です。
そして行動しているうちに書類の書き方に慣れてきて
精神的な負担が減ったり、通過率が上がったり
すると別の視点が見えてくるはずです。
今回の1割はあくまで確率論なので
もしかしたら波が来て面接ラッシュになることも
あるかもしれないです。
(就活の波ってありますよね)
とにかく感情に逃げすぎずに
できることを冷静に判断する方法が
この事実と解釈とToDo法です。
他にも人に嫌われたかもとかだったら
こんな感じにやるとよいでしょう。
事実:朝4時にグループラインから友人が消えた
解釈:何か悪いことをして嫌われたのかも
To Do:まずは本人に事実確認をしてみよう
実はこれは最近あった僕の実話です。
次の日の夜にLINEが復活していて
「スマホが急に壊れた、ごめん」と
連絡がきました。笑
対人関係は特にいろんな憶測が飛び交います。
今回紹介した方法がコラム法よりも簡単にできます。
自分が何にいつも悩むのか傾向もわかります。
1分でできるのでやってみてください!
動いた分、新しい自分になる!
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