認知行動療法のプログラムで、「問題解決技法」の
アクションプランを利用者さんに作成してもらい、
一週間実行した結果を検証しました。
実行できなかった方も一部いましたが、概ね実行
できていました。
実行できない要因としては以下のようなことが考えら
れます。
・行動を先延ばしにし、問題解決に取り組めない
・不安が強いため、行動を回避してしまう
・計画に無理がある
先延ばしを改善するためには、メリットとデメリット
を比べてみると、デメリットの方が多いことに気付き、
先延ばし行動を徐々に減らしていけます。
不安が強く行動できない場合は、自分を勇気づける
自己教示カードを作って、目にする機会を作るのも
効果的です。内容は「がんばれ!」では不十分で、
「5分だけがんばってみよう」や「小さなことでも
何もしないよりずっといい」など具体的なことを
書くのがおすすめです。
アクションプランの内容については、大きな行動は
ハードルが高く、プレッシャーになりやすいため、
スモールステップで構わないので、着実に実行でき、
わずかでも変化が実感できるものを考えましょう。
実行した利用者さんたちも、すべてが実行できた
わけではないが、満足できる内容だったとの意見
が多かったです。
まずは行動を起こしてみて、思ったようにいかな
ければ、また計画を練り直して実行する。たとえ
小さくても、その積み重ねで新たな自分を作って
いきましょう。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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