JoBridge飯田橋では、睡眠時間や食生活、服薬状況を
把握するために、利用者さんに体調チェックシートと
生活習慣チェックシートを毎日記入してもらい、毎週
金曜日に支援員と一週間の振り返りを行っています。
三食バランス良く食事が取れていればいいのですが、
中には「起きられなくて1日1食しか食べなかった」
「お菓子ばかり食べてしまう」といった状況も見受けられます。
発達障害の特性が過食に影響することもあるようなので、
一例をご紹介します。
ADHDの衝動性
・食欲のままに食べてしまう
・目の前にお菓子があるからついつい手が出てしまう
ADHDの多動性
・刺激が欲しくて辛い物をたくさん食べる
・口を動かしていないと落ち着かずずっと食べ続けてしまう
ASDのセルフモニタリング困難
・満腹具合を把握することが難しく、満腹でも食べ続けてしまう
・ダイエットが必要な体型との自覚が難しく大量に食べてしまう
ASDのこだわりの強さ
・偏食で決まったものしか食べられず、特定の食べものばかりを
ずっと食べ続けてしまう
・「食事はこの量を食べる」と決めたことがあり、そのルールから
逸脱することを気持ち悪く感じている
他にも、発達障害の特性によるストレスの多さが原因で、ストレス
発散のために食べているパターンもありますが、お菓子の過剰摂取
は糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの病気の原因となりかねません。
また、食べ過ぎの結果、一時的な低血糖を招き、イライラや疲労感
などの症状が現れることもあります。
自分で体調管理ができていることは、一般就労でも障害者雇用でも
必要とされる力ですが、その中でも食事管理は大切です。
まずは自分に必要なカロリー数や、目指すべき食生活の姿を知る
ところから始めることをオススメします。食事内容を入力すると
栄養バランスを判定してくれるアプリなどを活用するのもいいですね。
食生活の乱れを改善し、心身ともに元気に過ごしていきましょう!
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~