会議中に、頭の中で晩ごはんのことを考えていた。
本を読んでいて、いつの間にか週末の予定を考えていた。
散歩していて、昔の失敗や未来の不安が巡っていた。
そんな経験はありませんか?
今やっていることとは関係ないことを考えてしまう。
このように、思考がさまよっている状態のことを
『マインドワンダリング』と言います。
実は、マインドワンダリングは、
抑うつ症状との関連が明らかになってきています。
「過去の反省」や「未来の不安」など、
ネガティブな思考パターンに偏ってしまうと
心に悪影響を及ぼしてしまうのです。
気分をネガティブにするだけでなく、
マインドワンダリングが多くなりすぎると
注意力が散漫になり、感情の制御も難しくなります。
ストレスホルモンも増加しやすくなり、
うつ病の発症リスクが高まってしまいます。
ネガティブな思考が自然と浮かんでしまうことは
誰にでもあることだと思います。
そんな時、ポジティブな思考に切り替える
訓練をしてみてください。
マインドワンダリングが、
これだけ私たちの心に影響があるということは、
良い影響をもたらすこともできるということです。
穏やかな風景を思い浮かべたり、
過去の幸せな体験や未来の希望を思い描くと
脳はリラックスした状態に入るそうです。
最初は、切り替える練習だけで大丈夫です。
それが徐々に習慣になっていけば、
感情が安定してきて、幸福感が高まってくるでしょう。
さまよう思考が発動したときが、
楽しい思考を見つけるチャンスです!
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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