冬になると、体がなんだかだるく感じることは
ありませんか?冬は、日中は比較的暖かくても、
夜になると急に冷え込んだり、暖房の効いた
屋内と屋外の温度差が大きくなったりします。
このように寒暖差が大きくなると、体の様々な
機能を調節する自律神経の働きが乱れて、疲れ
を感じやすくなります。このような症状は正式
な医学用語ではありませんが、「冬バテ」と呼ば
れることがあります。
冬バテの主な症状としては、頭痛、倦怠感、不眠、
肩こり、気分の落ち込みなどがあり、冬バテが
長引くことによって、免疫力が低下し、風邪や
インフルエンザなどに感染する可能性も高まります。
冬バテの予防や改善には、自律神経の働きを整える
ことが大切です。今回は冬バテに効く2つの方法を
ご紹介します。
■耳ストレッチ
耳にはいくつもツボがあり、ストレッチによって
これらのツボを刺激することで、脳の視床下部に
作用し、自律神経の働きを整えることができます。
やり方は親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、以下
の順で5秒ずつ引っぱります。
①耳の上をつまみ、上に引っぱる。
②耳たぶをつまみ、下に引っぱる。
③耳の横をつまみ、横に引っぱる。
④耳を軽く横に引っ張りながら、後ろへ5回ゆっくり回す。
⑤耳の上下を折り曲げるようにしてくっつけ、5秒間保つ。
⑥手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくり回す。
これを5回行います。
■3つの首を温める
①首 :外出時はストールやマフラーを着用
室内ではカイロや蒸しタオルで首の後ろを温める
②手首:手袋やアームウォーマーを着用
③足首:厚手の靴下やレッグウォーマーを着用
足首からふくらはぎを温める
首、手首、足首が外気にさらされると、体温が下がり
やすいため、自律神経に負担をかけないようしっかり
温めると効果的です。
年末に向けて何かと気忙しくなりますが、自律神経を
整えて毎日元気に過ごしましょう。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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