誰しも生きていて心に傷を負ったことは必ずある。
それが、いつまでも消し去ることができず、
思い悩み、今を辛く感じ前へ進めない人も多くいる。
好きなことや忙しくしているとそれを忘れ、
平常心で日常生活を行えることもあるが、
ときにトリガーを引いてしまうと闇の中へ引き摺りこまれる。
そして、自暴自棄になり自分の殻に閉じこもってしまうか、
誰かの性にして他者を攻撃してしまうことに繋がっていく。
いずれにしても自分にとって得策ではない。
むしろ、マイナスである。
それが、仕事においてだと、過去に行った失敗や辛い出来事を
自分の中で受け止められず、心に残ったままだと、
何かのきっかけで思い出してしまい気がおかしくなってしまう。
その出来事が、「トラウマ」である。
自己受容できない過去の出来事を放置してしまうと、
いつか、何らかの言動・シチュエーションがトリガーを引き、
苦しくなってしまう。
感情障害の方なら、抑うつ状態になる。
発達障害の方なら、攻撃的になることがある。
いずれも、平常心ではなく、本来のイキイキした自分を
見失って、正常な価値判断ができなくなってしまう。
そして、身体が動かなくなり寝たきりになったり、
仕事が手につかなく幻聴を聞いたり・幻覚を見たり、
他者との衝突してコミュニケーションをとれなくなる。
では、どうしたらトラウマを拭い去るのか?
それは、カウンセリングで治療するのが、一番である。
カウンセリングは高額な治療費と長い治療時間がかかる。
そして、精神的エネルギーも必要となる。
大体の人が、当初の治療期間を大幅に超えて、
2年、3年と時を費やして、トラウマを克服する。
就労移行支援を利用する人は、出来ればトラウマに対する
抵抗力、回避力、レジリエンス(回復力)をもって
利用してほしいのはやまやまである。
しかし、現実は違う。就労移行支援に通所して、
就職活動の企業面接でそのトラウマが出てくることが多い。
そして、病状再発をしてしまう。
つまり、レジリエンスを持っていない方が多いのである。
そのままでは、就職してから人間関係で再発してしまう。
もしかすると以前より悪化して、退職の可能性も出てくる。
トラウマを克服しないと長期定着が困難である。
JoBridge飯田橋では、トラウマに振り回されてしまう方に
メンタルトレーニング、就職活動で実際に過去と向き合って
面談しながらトラウマを乗り越えていっていただいている。
それも1年以内の短期間で医療でもないが行っている。
でも、グループワークを通して利用者間でそれが出てくる。
その時こそ、克服するチャンス!である。
精神的にはかなりの負荷をかけてしまう。
時には通所できなくなったり、攻撃的になる方もいる。
でも、その時こそ、素の自分が出てきたことになる。
カウンセリングでも同じことであるが、
決して、一人では乗り越えられるものではない。
そこには「寄り添う人」がいるのである。
健常者でも同じである。
人生のピンチの時に絶望の淵に立ち一人で乗り越えられる人は
早々にいない。むしろ、誰かの助けが必要である。
JoBridge飯田橋では、きめ細やかな面談を
不定期ではあるが、ピンチの時に直ぐに行っている。
通り一辺倒な講座式プログラムやPCスキルを自主学習するよりも
人間と人間の触発を大切にしている。
最初は苦しく嫌で支援員に対して嫌悪感を抱くこともある。
しかし、就職が決まり卒業するころには、
皆、晴れ晴れとした気持ちで巣立っていく。強くなって。
あなたも真の自分に向き合い、過去に振り回されない
確固たる自分形成をしてみてはどうだろうか。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~