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生活習慣病

 
現在、うつ病患者は、200万人を超えています。
近年のうつ病の増加の背景には“隠れストレス”が
存在していると考えられています。
 


“隠れストレス”とは、飽食や食の西洋化、車社会に

よる運動不足、生活の夜型化による覚醒リズムの
乱れ、ゲームやネットなどのバーチャルリアリティへの
依存など、文明が生み出したストレスです。
 
 
 
睡眠不足が朝食を抜かしたり、運動不足を招いたりして、
ゲームやネットへの没頭でますます夜型化が進行する
など、これらのストレスは絡み合って悪循環を作り出し
ます。逆にみると、うつ病を防ぐには、生活リズムを整える
ことが大切なのです。
 
 
 
ワシントン大学の研究でも、朝食をしっかり摂る、睡眠を
十分にとる、運動するといった生活習慣を持つ人は
うつ症状が少ないことがわかっています。
 
 
つまり、うつ病とは生活習慣病とも考えられるわけです。
 
 
また、糖尿病などの生活習慣病とうつ病も相関関係が
あるとの報告もあります。うつ病は糖尿病、肥満、
メタボリック症症候群、脳血管障害や心筋梗塞と互いに
関係し、リスクを高め合う報告が数多く報告されています。
また、うつ病の人は認知症にもなりやすいという報告も
あります。
 
 
 
これまでのうつ病の治療の基本は、
①心身の休息
②環境調整
③心理療法
④抗うつ薬
の4本柱でした。
しかし、これらを鑑みるに、食生活なども生活習慣の
改善が治療効果に大きな影響を与えうることが
わかってきたのです。
 
 
 
つまり、自分でもうつ病の予防や治療は、可能に
なってきたともいえるのです。
 
 
 
朝起きて、JoBridge飯田橋に通所して、プログラムを受け、
昼食を摂り、プログラムを受け、帰宅する
何気ない一日の流れのリズムですが、
生活習慣の改善にも効果あると私は思います。
 


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