毎日、利用者と顔を合わせていると
何も変化が起こっていないように思える。
ましてや面接で、「挨拶ができたない」
「ビジネスマナーがまだまだ」と言われると
自分のやってきたことが、正しいのかと思ってしまう時もある。
しかし、通所したてのころを思い出すと
みんな、かなり成長している。
でも、それは身近にいる支援者だけがわかることで
第三者に評価されることはまずない。
そんな中で、1件のメールが届いた。
それは、大学生の就職担当の教員からのメールであった。
今年の卒業式でJoBridge飯田橋に通所している2名の学生に
久しぶりに出会い二人に挨拶したとき、
その学生がはっきりした口調で教員に御礼の挨拶をした。
その教員は、驚いた。
昨年春には、その学生は、何もしゃべれない状態で
母親に連れられてその教員のもとに来た。
そして、一言もしゃべらずに母親が話をして帰った。
挨拶もできず、自分のことも一切話さず、就職したいが
ビジョンもその意味も分からず、一体何がしたいのか?
わからない学生であった。
それが卒業式で、「いろいろお世話になりました。」
「本当にありがとうございました。」と言ってきた。
教員は、メールの中で下記のように言ってきた。
「大きく成長したように見受けられて、
これもトレーニングの成果と感謝いたしております。」
人間、誰しも成長できる。
ただ、過去のトラウマや信頼できる人がいないから
孤独にこころを閉ざし、本音の話さなくなってしまう。
そのような方に、JoBridge飯田橋では、
メンタルトレーニング、コミュニケーショントレーニングを
通してこころを開いてもらっている。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
~自分らしい生き方、働き方を見つける場所~