「好きなことがわからない」「なにがしたいかわからない」
「なんかモヤモヤしてるけど理由が言えない」
そんなふうに、自分の“本音”にアクセスしづらい時ってありますよね。
でも実は、そう感じてしまう人にはいくつかの共通点があります。
自分の気持ちを見失いがちな人が無意識にやっていることを
整理してみましたので、当てはまるものがあったら、
そこから少しずつ手放していくきっかけになれば嬉しいです。
1.「なんでもいいよ」が口ぐせ
遠慮でも思いやりでもなく、本心を感じることをやめてしまった結果、
「なんでもいい」がデフォルトになってしまう。選ぶ力を手放している状態です。
2.NOを言うと罪悪感がある
断る=悪いこと、迷惑をかけること、と感じていませんか?
自分の境界線を守ることは、わがままではなく「自己理解」の第一歩です。
3.自分の本音を後回しにしがち
「私はあとでいいよ」「とりあえずみんなが決めて」
こんな言葉の裏には、“自分の気持ちに向き合うことへの怖さ”が
潜んでいることもあります。
4.気づくと相手の希望を優先している
いつのまにか“相手がどう思うか”に気を取られ、
自分の希望は置いてけぼり。
無意識に「優等生のふるまい」をしてしまっていたら要注意です。
5.「好きなもの」がパッと出てこない
人に聞かれても答えられない、ピンとこない。
これは“好き”を感じる感覚が鈍くなっているサイン。
本当の「好き」は、自分の中にしかありません。
6.泣きたいのか怒っているのかもわからない
感情が混ざっていると、自分でも説明できなくなります。
でも、それは「感じてはいけない」と抑えてきた証。
どんな感情も“あるだけでOK”です。
7.自分のことを語るのが苦手
「話すことがない」「うまく言えない」
それは、自分と会話する時間が少なかっただけ。
上手に話せなくても、“伝えたい”と思うことが大切です。
8.意見を聞かれると固まる
「なんて答えたらいいの?」と頭が真っ白になる人は多いです。
それは、“正解”を探そうとしすぎて、
自分の中の小さな声を見失っている状態かもしれません。
9.1人になると空っぽに感じる
他人の予定・感情に合わせて生きていると、
ふと一人になったとき「自分って何がしたいんだっけ?」
と空白に襲われることがあります。
10.周りの反応で「自分の正解」を決めがち
「褒められたからこれが正しい」「怒られたからやめた方がいい」と、
評価基準が外側にあると、自分がどうしたいのかが見えなくなってしまいます。
自分の気持ちがわからないとき、
それは“感情を感じる力”が弱っているだけです。
鈍ってしまった感覚は、また少しずつ取り戻せます。
自分に「今日は何が嬉しかった?」「ちょっとだけでも心が動いたことは?」
と問いかけるだけで、少しずつ“本音の感覚”は戻ってきます。
他人の評価や正解に合わせるのではなく、
自分の内側にある本音に耳を傾けるところから始めてみてください。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
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