面接等で質問されることで「自分の得意なこと」っていうのがあります。
「苦手なこと」は、すぐに思いつくのに、「得意なこと」と言われると
迷う人も多くいると思います。
そもそも「得意なこと」ってなん何でしょう?
今回は、「得意なこと」について考えてみたいと思います。
結論から言うと「得意なこと」とは、
自分が無理なく繰り返し成果を出せる行動やスキルのことを指します。
「これなら自信がある」「他の人よりスムーズにできる」
と感じられることが該当します。
「得意なこと」と「長所」は似ていますが、実は異なる概念です。
長所とは、個人の内面的な特性や優れた能力のことで、
例えば誠実さや忍耐力、責任感など人としての価値を高める要素を指すのが一般的です。
一方、得意なことは、
特定の行動やスキルにおいて繰り返し成果を出せる能力を指します。
例えば、「資料を論理的に整理するのが得意」
「初対面の人とすぐに打ち解けられる」といったように、
具体的な行動や経験に基づいて語られる点が特徴です。
就活ではこの違いを意識することで、長所から得意なことを導き出し、
より説得力のあるエピソードに仕上げることができます。

また、「得意なこと」と「好きなこと」は混同しやすいですが、
就活では明確に区別しておくことが大切です。
「好きなこと」は興味や関心がベースにあり、
やっていて楽しい・心が動くものを指します。
一方、「得意なこと」は、繰り返し成果を出せる・周囲から評価される
行動やスキルを指します。
例えば、「人と話すのが好き」でも、うまく会話を構築できなかったり、
相手の話を深掘りできなかったりする場合、
それは得意とは言えないかもしれません。
逆に、「あまり好きではないけど、資料作成は周囲に褒められる」なら、
それは得意なことに該当します。
就活では、「好き」だけでなく「得意」にも目を向け、
自分の強みを客観的に把握することが自己PRの精度を高める鍵になります。
以上、「得意なこと」のイメージができたでしょうか?
自分の中で「得意なこと」探し出し、就活で役に立ててみてください。

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