「良くないことは大抵続く」という少し嫌に感じるテーマで
お話をしましょう。
嫌なことや良いことは、ランダムに起きているように感じて
いるかもしれませんが、実際にはある程度の「流れ」や「つな
がり」を持って起きています。どちらも単発で終わるという
より、ある種のリズムを持って繰り返されるということです。
たとえば、悪いことの背景には自分自身が疲れていたり、
やり方が少しずれていたりすることが原因だったりします。
更に、気分も落ち込みネガティブになってしまいますよね。
すると、エネルギーも消耗してしまい別の悪いことを引き
寄せてしまい、悪循環が生まれます。そこで焦ってすぐに
状況を変えようと行動すると、かえって悪化することもあるのです。
何か嫌なことが起きたとき、すぐにあれこれ対策を講じたく
なります。それ自体は、悪いことではありません。ただし
結果が出るまでには「タイムラグ」があるのです。
この時間差を理解していないと、焦りや不安にのみこまれ、
自分で自分を追い詰めてしまいます。焦ると判断も鈍り、また
良くない選択をしてしまい、悪循環が…
物事というのは「実を結ぶ」までには時間がかかります。一方で、
「実が落ちる」つまり失敗するのは一瞬です。育てた果実が
落ちてしまったとき、また育て直すには時間が必要です。
それでも「育てている」と自覚を持ち続けることが大切です。
「悪いことが続く」と感じるときほど、焦らないことが大切です。
自分の中で「ある程度は続くかもしれない」と心の準備を
しておくこと。そのうえで焦らず、一歩ずつ、粘り強く
取り組み続けることがやがて状況を好転させてくれるでしょう。
動いた分、新しい自分になる!
就労移行支援事業所 JoBridge飯田橋
~うつ病・発達障害など専門の就労移行支援~
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