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発達特性の自己理解

ADHDやASDといった発達特性を持つ人にとって、
「どうして自分は人と同じようにできないのだろう」と
悩む場面は社会生活や学生生活で少なくありません。

でも大切なのは、周りと比べることではなく
「自分の特性を理解し、どう活かすか」という視点です。
プログラム、書籍、動画等で学び理解できていると思うのですが、
実習や就活に入ると面接で理解できていないことが見受けられます。

難しいところですが、自己理解の第一歩は「気づき」です。
ADHDなら「集中が続きにくいけれど、柔軟な発想が得意」、
ASDなら「人間関係が難しいこともあるけれど、こだわりや観察力が強みになる」など、
短所に見えるものは長所と裏表です。自分のパターンを書き出したり、
チェックリストを活用すると特性を客観的に整理できます。


次に「環境を整える」こと。
ADHDならタスクを細かく分けてリマインダーを使う、
ASDなら予定を見える化して安心できる場を確保するなど、
小さな工夫で日常はずっと過ごしやすくなります。
これは弱みを隠すためではなく、自分らしく力を発揮するためのサポートと
捉えると前向きです。

さらに「信頼できる人と共有する」ことも大切です。
友人、家族、支援機関の支援員等、様々な方と関わると
新たな気づきと学びを得ることができます。
自分の特性を言葉にして伝えることで、誤解が減り、
安心して関われる人間関係が広がります。

自己理解は自分を責めるためではなく、自分を大切にするためのもの。
特性を知り、工夫や支えを得ながら「自分らしさ」を肯定できると、
日常はより豊かになっていきます。


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