前回、「自己分析の目的」について、
下記の5つを紹介した。
❶今の自分の性格・強みを理解するため
❷将来の夢や目標を明確化するため
❸企業選びの軸を明確化するため
❹面接官に伝えられるようになるため
❺キャリア形成の道標にするため
今回からその目的について細かく見ていきたい。
❶今の自分の性格・強みを理解するため
現在の自分の性格や強みを理解することは、
就活のスタート地点になります。
企業を選ぶにしろ職種を選ぶにしろ、自分がどんな性格で
どんな強みを持っているのかを理解できていないと、
自分に合った就職先を見つけることは難しくなります。
自分の性格や強みを理解することで、
むやみやたらに選考を受けるのではなく、
「その仕事は自分に合いそうか」と冷静に判断できるようになります。
企業選びより自己分析を優先するのは一見
遠回りのように思えますが、長い目で見れば
自己分析からスタートすることが一番の近道になるのです。
❷将来の夢や目標を明確化するため
将来の夢や目標を明確化するのも
自己分析の目的のひとつです。
短期的なビジョンだけでなく、長期的なビジョンも
しっかりと持つことで、長く働いていける企業と
出会える可能性が上がります。
ここでいう将来の夢・目標は、今まで歩んできた人生の延長でも、
まったく異なるものでも構いません。
今までの自分を起点に考えるとどうしても
視野が狭まりがちなので、新しいチャレンジをするかも含め、
将来の夢・目標を明確にしていくことが大切です。
❸企業選びの軸を明確化するため
そもそもこれまで、「自分はどんな会社に合うか」と
考える機会はなかったはずです。
私からすれば、「√(ルート)」なんか教えている
時間があるなら、企業選びの方法を教えてくれよ、、、
と思うのですがそうはいかないのです。
誰もが就活という「企業選びの選択点」に立って初めて、
自分の企業選びの軸を意識し始めます。
そして企業選びの軸を明確化するためには、
自分は何を重視する人なのか、何に苦痛を感じるのか、
何に幸せを感じるのか。そんな自己理解が必須なんです。
アルバイトをしたことがある人なら分かるはずです。
「自分にはどんなアルバイトが合うのかな?」と考える時に、
きっと「自分は◯◯な性格だからホールでの接客は合わないだろう」
なんてことを考えたことがあるでしょう。
自己分析を通して「自分にはどんな企業が合うだろう、
その軸となるのは何だろう?」と考えることで、
実際の企業を目の前にした時に、優先度をつけられるようになります
動いた分、新しい自分になる!
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